手放し実例

コートを断捨離した話

コートを羽織る女性

「高かったから」の呪縛。私がコートを手放した理由

クローゼットを開けたとき、ギュウギュウに詰まった洋服たちを見て、ため息をついてしまうことはありませんか?

その圧迫感の正体は、間違いなく冬服、特にコートやダウンジャケットといった大物アウターたちです。

私自身、数年前に奮発して買った、上質なウールのロングコートがありました。
でも、ある冬の朝、久しぶりにそのコートを羽織ってみて気づいたんです。

「あれ? こんなに重かったっけ?」と。
今の私は、軽くて暖かい機能性ダウンや、動きやすいショート丈のアウターばかり選んでいる。

この重たいコートを着て出かけても、きっとすぐに肩が凝って疲れてしまうだろうな、と直感しました。

その瞬間、このコートは、今の私の生活にはもう合わないんだとストンと腑に落ちたんです。

過去の高かった出費を取り戻そうとして、今の貴重なクローゼットのスペースと毎朝の服選びの快適さを犠牲にしていることに気づきました。

着ない服を管理するストレスから解放されたあの感覚は、一度味わうと手放せなくなりますよ。

試着がカギ?仕分けにかかるリアルな所要時間

冬服の整理は、夏服のようにパパッと見た目だけで判断するのは難しいものです。

実際に私がクローゼット全体の冬服を見直したときは、トータルで約2時間かかりました。

なぜそんなに時間がかかるのかというと、冬服に関しては必ず試着してみるという工程が絶対に必要だからです。

冬服断捨離のタイムライン

  • 全出し(20分)
    クローゼット、タンス、圧縮袋の中にある冬服を、すべてベッドや床の上に出します。この量に圧倒されることが、片付けのスイッチになります。
  • 試着&ジャッジ(1時間30分)
    ここが一番重要です。鏡の前で着てみて、以下のチェックリストに照らし合わせます。
  • 分類・処分準備(10分)
    残す・売る・手放すの3つに分け、袋詰めします。
  • 冬服は素材が厚手なので、ハンガーにかかっている状態ではまだ着られるかもと思いがちです。
    でも、袖を通してみるとなんだか古臭い袖口が伸びているチクチクするといった違和感に必ず気づきます。

    その身体の感覚を信じることが、失敗しない断捨離のコツです。

    鏡の前でチェック!サヨナラの判断基準

    • 重くて肩が凝る
      暖かくても、着ていて疲れる服は手が伸びなくなります。今の技術は進化しているので、軽くて暖かい服は他にたくさんあります。
    • 毛玉・毛羽立ちが目立つ
      ニットやコートの毛玉は、清潔感を大きく損ないます。毛玉取り機を使っても綺麗にならないなら、それは寿命のサインです。
    • デザインが3年前の流行
      特にアウターは丈感やシルエットに流行が出やすいアイテムです。着てみてなんか違うと思ったら、それは今のあなたを素敵に見せてくれる服ではありません。
    • 防寒機能が落ちている
      中のダウンが出てきている、フリースがぺちゃんこになっているなど、本来の役割を果たせない防寒具は感謝して手放しましょう。

    手放す際の注意点

    冬服を手放すときに悩むのが、売るのか捨てるのか、そしてクリーニングに出すべきかという問題です。
    特にコート類はクリーニング代が高額になりがちなので、ここを間違えると赤字になってしまうこともあります。

    • 売るなら季節を意識する
      冬服が高く売れるのは、寒くなり始める10月〜12月です。スペースを空けることが最優先なら、季節外でも気にせず手放すか、資源ごみに出すほうが精神衛生上良い場合もあります。
    • クリーニング代を計算する
      フリマアプリで売るために2,000円かけてクリーニングに出しても、売値が3,000円なら、手元に残る利益はほとんどありません。状態が良いブランド品以外は、そのままリサイクルショップに持ち込むか、潔く処分するほうが賢明です。
    • ポケットの中身を最終確認
      コートのポケットには、去年のレシート、小銭、そして最悪なのが使いかけのティッシュが入っていることがあります。そのまま洗濯や買取に出してしまうと大惨事になるので、必ずすべてのポケットに手を入れて確認しましょう。

    空いたスペースを埋めないための次アクション

    苦労して冬服を減らして、クローゼットに素敵な余白ができたら、その状態をキープしたいもの。

    ここで一番やってはいけないのが、空いたスペースを見て「あ、新しいコートが入るかも」とすぐに買いに走ることです。

    リバウンドを防ぐために、私が実践しているアクションをご紹介しますね。

    クローゼットの余白を守るマイルール

    • 1着買ったら1着手放すを徹底する
      新しいニットが欲しいなら、今あるニットの中で一番着ていないものを手放せるか自問自答します。これだけで衝動買いは激減します。
    • トレンドのアウターはレンタルで楽しむ
      流行りのカラーコートや柄物は、来年着るかわかりません。冒険したいアイテムこそ、ファッションレンタルサービスを利用して所有しないおしゃれを楽しむのも賢い方法です。
    • シーズンオフは保管付きクリーニングへ
      どうしても残したい大切なコートは、春になったら保管サービス付きのクリーニングに出しましょう。次の冬まで家のスペースを占領しないので、クローゼットを広く使えますよ。

    冬服の断捨離は、単に服を減らすだけでなく、自分にとっての快適さを見つめ直す作業でもあります。

    重たいコートと一緒に、心の重荷も下ろして、軽やかな気持ちで次の季節を迎えてみませんか。

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