第一印象を磨いておく
初任給で買ったブランドバッグや自分へのご褒美に買った時計。
クローゼットの奥で眠らせてしまっているけれど、捨てるなんてとてもできない…という大切なアイテム、ありませんか?
引越しは、そうした思い出の品と向き合い、今の自分に必要なものだけを選び取るタイミングでもあります。
もし手放すことを決めたなら、少しでも高く評価してもらって、新生活の資金に充てたいというのが本音ですよね。
実は、買取査定において第一印象は驚くほど大切なんです。
査定士さんも人間ですから、パッと見た瞬間に大切に使われていたんだなと感じるものには、自然と良いお値段をつけたくなるものなんですよ。
プロのようなクリーニングをする必要はありません。
家にある道具で、ほんの数分ケアをするだけで、査定ランクがワンランク上がることもあるんです。
家にあるものでできる0円メンテナンス
- 表面のホコリを優しく払う
ブランドバッグや財布は、柔らかい布で乾拭きするだけでツヤが戻ります。革製品は水拭きするとシミになることもあるので、乾いた布で優しく撫でてあげるだけで十分です。 - 四隅やポケットのゴミを取る
バッグの底やポケットの隅には、意外と小さなホコリや髪の毛が溜まっています。掃除機で吸うのは傷つくのでNG。ガムテープを輪っかにしてペタペタ取るか、綿棒で優しく取り除きましょう。 - ニオイを飛ばす
実は査定額に大きく響くのが、香水、タバコ、防虫剤などのニオイです。風通しの良い日陰に一日干しておくだけでも、ニオイはかなり軽減されますよ。
次に使う人のことを想像して、少しだけおめかしさせてあげる。
そんな気持ちで行うケアが、結果としてあなたのお財布にも還ってきます。
宝探し気分で付属品をかき集める
本体がキレイになったら、次は付属品の捜索です。
買ったときは箱なんて邪魔だなあと思っていたかもしれませんが、売るときにおいて付属品は、その商品の価値を証明するパスポートのような役割を果たします。
特に、購入したときについてきたカードや余りパーツがあるかないかで、買取価格が数千円、場合によっては数万円変わることもあるんです。
引越しの荷造りをしながら、クローゼットの隙間や引き出しの奥を、宝探しのような気分で探してみませんか。
査定額アップのカギとなる付属品リスト
- ギャランティカード(保証書)
これは本物ですよと証明する最強のカードです。特にシャネルやプラダなどのブランドでは、これがあるだけで信頼度がグッと上がり、査定額も跳ね上がります。 - 時計の余りコマ
金属ベルトの時計の場合、サイズ調整で外したコマは非常に重要です。これがないと、販売対象が狭まり、買取価格が下がってしまうんです。 - 購入時の箱や保存袋
プレゼント用として中古品を探している人も多いため、キレイな箱や袋があるとギフト需要に対応できるぶん、高く買い取ってもらえます。 - ショルダーストラップや鍵
2WAYバッグのストラップや、南京錠の鍵などは、普段使っていなくてどこかにしまい込んでいることが多いです。これらもセットで完品とみなされるので、忘れずに添えましょう。
もし付属品が見つからなくても大丈夫です。
本体だけでも買取OKというお店はたくさんありますので、まずは無料査定に出してみるのがおすすめですよ。
修理はせずにそのまま出すのが正解
長く愛用していたものだと、どうしても傷や汚れ、故障箇所が出てきてしまいますよね。
壊れているから直してから売ったほうがいいのかな?と迷う方も多いのですが、実はそれはあまりおすすめできません。
メーカーで正規の修理をすると、数万円かかることも珍しくありません。
たとえ修理をしてキレイになったとしても、その修理代以上に買取価格がアップすることは稀なんです。
つまり、修理代の分だけ損をしてしまう可能性が高いんですね。
迷ったときの判断ポイント
- ボロボロでもブランドなら売れる
ルイ・ヴィトンやロレックスなどの人気ブランドは、内側がベタベタになっていたり、動かなくなっていたりしても、部品としての価値があるため値段がつくことが多いです。 - 今が一番高く売れるとき
多くのブランド品は、新しいモデルが出るたびに古いものの価値は下がっていきます。ヴィンテージとして価値が出るのはほんの一部。使わないかもと思ったその時が、一番の売り時です。 - 円安のタイミングはチャンス
海外ブランドのアイテムは、為替の影響を受けやすいです。円安の時期は買取相場も上がっていることが多いので、ニュースで円安と聞いたら、クローゼットを見直す良いきっかけかもしれません。
思い出の詰まったアイテムだからこそ、タンスの肥やしにして劣化させてしまうよりも、価値のわかるプロに託して、次の誰かに大切に使ってもらう。
それが、モノにとっても幸せな卒業の形なのかもしれません。

